「私は愛のない結婚など、しない!」 夜会の真っただ中で、婚約者である第三王子がそう宣言した。友人たちと歓談していたエメラインはそのお花畑な発言に驚きすぎていた。 その驚きのせいなのか、脳内に、エメラインの前世だという女性の声が。彼女はぶつぶつと第三王子の貧弱な筋肉についてダメ出しをしていく。 脳内がおかしい状態になりながらも、エメラインはこれ幸いと婚約破棄をもぎ取った。 自称エメラインの前世である花子を相談相手に、エメラインは諦めていたかつての恋へと一歩踏み出した。 ◆ 全8話。27000文字。9/20と9/21の20時に4話ずつ投稿予定。 ノリと勢いだけで書いているので、何でも楽しめる人向け(≧▽≦)
更新:2023/9/28
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薬師一族である伯爵家の末娘であるわたしはなんと五回目の婚約破棄をされた。 その理由が。 「コーデリア、君との間に夫婦生活ができる気がしなくて」 あんなにも熱心に、わたしの研究を理解して応援してくれたと思っていたのに。彼は新しい恋人を腕に抱いて夜会会場に戻っていった。 打ちひしがれて幼馴染の伯爵令嬢セシリーに泣きついた。結婚の形に拘らないのなら、王太子殿下に援助してもらえるように売り込もうと言われ、夜会で接触することを決断した。 ところが、王太子殿下には愛妾になりたい令嬢達がわんさかいて、わたしなんかでは全然無理で。庭園に逃げ込めば、恋人たちの修羅場に遭遇。そのままじっとしていると、女好きだと噂の公爵に見つかった。 ◆全7話。2022/09/10に完結予定。
更新:2022/9/10
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わたしたちの結婚は国によって決められた政略結婚だ。夫婦といっても、お互いに歩み寄ることなく1年、過ごしてきた。 夫であるグレアム様は第四王子で、病弱。序列最下位の側室である母を持ち、病弱のため公務もしていない。わたしと結婚することでようやく王族らしい生活ができるようになってきた。 わたしたちはお互いに干渉することなく過ごしていくのだろうと思っていたのだけど――。 ある日、グレアム様の鍛錬している姿を見て、ときめいてしまった。 でも、彼には愛人になりたがっている乳姉妹がいて……。 ◆◆性癖が特殊です。少しでも嫌悪感があれば、全力でスルースキルを発揮し、ブラウザバックでお願いします。読んだ文章も忘却の彼方へ葬ってください。
更新:2020/3/3
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フォルティア国の王太子である夫に「運命の相手」が見つかった。この国では「運命の相手」が優先されるため、王太子妃であったルーシェは離縁することになった。息子二人を連れてイーリック国へと移住する。イーリック国では幼馴染で今ではイーリック国の伯爵となっているクリスがあれこれと手を貸してくれる。 半年後、元夫から子供たちを連れて戻ってきてほしいと手紙をもらう。呆れるようなお願いに怒りが湧く。そんな状況の中、クリスがずっと好きだったと告白と共に結婚を申し込んできた。 ルーシェはクリスとの距離感に戸惑いながらも、次第にその距離を近くしていく。そんな折、祖国から兄がルーシェたちを連れ戻しにやってきた。 「運命の相手」が間違っていたという情報と共に――。
更新:2019/10/31
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突然、前世の記憶が戻った。 どうやらここはゲームの世界っぽい。ゲーム自体はあまりよく覚えていないけど、ヒロインを中心に攻略対象四人とのキラキラした奇麗なイラストを覚えている。 そしてお約束のようにわたしは攻略対象の一人、ユリアンの婚約者だ。 虐めるつもりはないけど、ここはヒロインの世界。 冤罪をかけられて場を盛り上げるために断罪されるのは嫌だ。 ということで、距離を置くのもありかもしれないけど。今までずっと仲がいいのだ。今更距離を置くなんてできない。ヒロインと恋に落ちたら潔く祝福したらいいかと、それまで一緒に過ごすことを選んだ。 そして、ヒロインと出会う運命の社交界デビューの日を迎えた。 ◆流血表現があります。苦手な方はここでバックしてください。
更新:2020/10/7
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わたしには背中に幼い時に負った醜い傷痕がある。 傷痕だけでなく、後遺症まで残ってしまっていた。ダンスをしたり立ち続けるとひどく痛み、翌日動けないのは当たり前。貴族令嬢なのに社交があまりできない。 こんなわたしが何故か第三王子アルバートの婚約者候補になってしまった。確かに、わたしの家は侯爵家だから、アルバートにとってわたしの実家は後ろ盾として魅力的だと思うけど。 第三王子妃なんて、無理無理。 社交ができない第三王子妃なんていらないじゃない。 幸いにも他に候補者はいるし、わたしはアルバートに嫌われている。 上手に婚約者候補を外れないとね。 目指すは田舎での引きこもり生活よ!
更新:2018/3/15
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